昭和50年時点で、しかも阪神地区近郊でこのような鉄道が見られたことは奇跡のようでした。訪問は一度だけでしたがもっと何回も訪れたかった鉄道です。特に土山線の混合列車にも乗りたかったし別府港の車庫ももっと良く観察したかったと悔やまれます。
全て1975年1月7日撮影
2004年2月21日製作

国鉄高砂線野口駅を出た野口線の元片上鉄道キハ101が別府港に到着するところです。別府港、別府口間
終点の別府港駅は行き止まりの旅客ホーム端面に駅舎のある構成で、改札口からホームを見たところです。大きなヤードや車庫の片隅に旅客設備が設けられていました。
車庫をのぞいて見ました。何とも良い雰囲気で模型心をそそります。上屋に書かれた社紋は親会社の多木肥料のものと同じです。
DC301形はじめ余り動かない車両たちが並べられていました。
ハフ5号です。ハフ7号と交代で使われていたようです。
元三岐鉄道キハ3号の荷物台付近を見たところです。これが走っているところを見たかったです。
山陽本線土山駅へ通じる土山線は貨物輸送が盛んでした。別府港駅を出る列車ですが最後尾に客車が1両付いた混合列車です。機関車は元江若鉄道のDD1351号です。
上の列車の後尾です。客車と言っても実質は車掌車で乗客は殆ど無かったようです。客車はハフ7号。信号機は腕木式でした。