かつては石川県下に多くの路線があった北陸鉄道ですが、私が見ることが出来たのはこの石川総線だけでした。第1回目は新寺井、鶴来間も健在でしたが立ち寄る余裕がありませんでした。当時は車両や施設の整備が行き届いていない印象が強く、余り魅力が感じられない鉄道でした。一方、現役の浅野川線は金沢駅で一度見ただけでまだ訪問の機会がありません。
1979年8月8日、1982年7月13日撮影
2004年9月23日製作

張上げ屋根とシルヘッダーがアンバランスなモハ3730形が鶴来駅を発車したところです。ここは車庫があり駅舎も立派で当線の中心です。行き先の野町は金沢市内の終点です。鶴来駅

昭和54年8月8日撮影

鶴来の先、折返し列車が多く設定されていた加賀一ノ宮駅で折返しを待つ電車です。奥に無蓋車があったり木立や駅舎が印象的な駅でした。加賀一ノ宮駅

昭和54年8月8日撮影

加賀一ノ宮以遠唯一の交換駅釜清水での列車交換の様子です。乗車している白山下行きは珍しく2両編成なのが影で判ります。釜清水駅

昭和54年8月8日撮影

この1枚だけ別の時に車で通りかかった時の撮影で駅間が不明ですが加賀一ノ宮以遠であるのは確かです。

昭和57年7月13日撮影

当時の終点白山下です。白山登山口方面への連絡バスが出ていました。白山下駅

昭和54年8月8日撮影

上と同じ情景を向い側から見たところです。写真奥が終点の車止めとなります。白山下駅

昭和54年8月8日撮影

国鉄北陸本線との連絡駅新西金沢には2両の電気機関車が留置されていました。そのうちの1両、ED301号です。デッキの枠はスノープロー装着時の補強でしょうか。新西金沢駅

昭和54年8月8日撮影

もう1両は凸形の元南海ED301号です。夏なのにスノープローを付けたまま置いてありました。新西金沢駅

昭和54年8月8日撮影