電化前は知る由もなく私が撮影した時代は長距離列車を東北本線に奪われた地味な印象の線区でした。反面、旧型客車が遅くまで残り、それを意識して撮影したのは80年代になってからです。南から北へ並べてみました。
1972年3月30日、同9月22日、1980年7月、1981年6月撮影
2004年6月26日製作

上野を出た旧型客車による普通列車です。牽引機EF80前面の汚れはスローガン落書きの際に付着したのでしょう。当時の車両は汚れていました。上野、日暮里間

昭和47年3月30日撮影

当時非電化の成田線からのホキを連ねた貨物列車です。建設中の成田空港関連の資材運搬用と思います。馬橋駅

昭和47年9月22日

上野、青森間を唯一常磐線経由で結ぶ急行「十和田」、終点を間近にした上り列車です。取手、天王台間

昭和47年9月22日

常磐線専用とも言えるEF80は水戸以南で使用されていました。東京近郊で見られた旧型客車列車としては最後のグループに入る列車です。場所の記録が無くはっきりしませんが荒川沖辺りで撮影した記憶があります。

昭和56年6月撮影

原形のすっきりした403系ですが、小倉育ちの私には懐かしい423系を思い出させてくれます。上と同じ場所で。

昭和56年6月撮影

太平洋とからめた写真を撮りたくて場所を探しましたがなかなか無いものです。どうやら下り列車の画面に入りました。やはり場所を記録していませんが末続、広野辺りです。

昭和55年7月撮影

水戸以北はED75の天下でした。上り普通列車ですが客車は青いスハ43系主体で普通列車の風情が殺がれています。上と同じ場所で。

昭和55年7月撮影

気動車列車も走っていました。磐越東線の関係でしょうか。上と同じ場所で。

昭和55年7月撮影