大学生の頃積極的に私鉄を回りましたが、ポール集電をしているのは京福京都の2路線(叡山、鞍馬線と嵐山線)だけとなっていました。ここでご覧いただく叡山、鞍馬線は架線に接する部分がトロリーバスのようなシューになっていてホイールではないのが残念でしたが、元気なポール電車の姿を残すことが出来ました。当線は叡山電鉄となって盛況ですが、パンタ集電になってからは訪ねる機会が持てずに今に到っています。
1973年3月中旬、1975年9月12日、1977年11月下旬撮影
2003年9月23日製作

最初の関西旅行では時間がなく修学院の車庫までしか行けませんでした。元阪神電鉄のデナ500形が屯する車庫の様子です。この形式は八瀬遊園行き路線の主力になっていました。修学院

昭和48年3月中旬撮影

車庫をかすめて走るのはデナ120形の上り電車です。これと同型のデナ20形の優雅なスタイルには魅せられますね。後ろに見えるのが修学院駅のホームです。修学院、一乗寺間

昭和48年3月中旬撮影

帰りがけ駅のホームから写した下り電車デナ120形の後打ちです。ポールを意識しすぎて下が切れてしまいました。修学院駅

昭和48年3月中旬撮影

2回目の訪問は2年後で、この時は終点の鞍馬まで乗り、有名撮影地の貴船口、二ノ瀬間で撮影を楽しみました。例によって色見本用に1枚だけカラー写真を撮りました。デオ200形の上り電車です。貴船口、二ノ瀬間

昭和50年9月12日撮影

同じ場所で写したデナ120形です。ポールは一本の棒なので前から写すと目立たないのが難点です。貴船口、二ノ瀬間

昭和50年9月12日撮影

鞍馬へ向かって坂を登るデオ200形です。貴船口、二ノ瀬間

昭和50年9月12日撮影

貴船口駅のホームから撮るとこのアングルだったと思いますが記憶違いかも。上りのデオ300形で当時の最新鋭車でした。暑いときに正面から風が入る電車も少なくなりました。貴船口

昭和50年9月12日撮影

最後は京都市電撮影の時に写したものです。起点の出町柳の次の駅、元田中にある京都市電との平面交差を通過するデナ120形の2連です。元田中

昭和52年11月下旬撮影