大学に入って最初の行動は鉄研を探して入会することでした。その鉄研での最初の夏合宿で能登へ行ったときの写真をご覧いただきます。碓氷峠を越えたのも日本海側に行ったのもこの時が初体験となった思い出深い旅行となりましたが、合宿は余り鉄分が濃くなく写真はそれほど撮りませんでした。
1973年8月25日から29日撮影
2002年7月27日製作

臨時の能登を富山で下車、地鉄電車などを見てから客車の普通列車で集合場所の金沢に行きました。金沢で降りると七尾線普通列車が停車していました。七尾付近までの区間列車には写真の45系や20系が使われていました。金沢駅

昭和48年8月25日撮影

上と同じ金沢駅七尾線ホームで発車待ちの急行「能登路」と到着した快速列車でどちらもキハ55系中心の編成です。七尾以遠に行く列車には普通列車も含めて急行形車両が使用されていました。この写真は合宿終了後の撮影です。金沢駅

昭和48年8月29日撮影

世はSLブームの真最中、客寄せで「ふるさと列車おくのと号」がC11とC58の牽引で運転されていました。集合後目的地の松波へ向かう下り列車の車窓から交換の上り列車を写しました。場所は記録しておらず判りません。客車には三等の標識と赤線が入れられていました。

昭和48年8月25日撮影

松波で下車、宿泊する国民宿舎へ向かって歩き出すと乗って来た列車が珠洲へ向かって走り去って行きました。後打ち写真ですが光線も良くお気に入りの写真です。バス窓の55系、腕木式信号機のワイヤー(積雪対策で高くしてある)など見どころもあります。向こうから2両目の屋根越にこのワイヤーが動かす上り場内信号機が少し見えます。松波駅

昭和48年8月25日撮影

松波駅西側の道路橋から下り列車の進入を撮影しました。55系3両に58系が1両入った編成です。この日はレンタサイクルで恋路海岸をサイクリングしましたがその途中での撮影です。松波駅

昭和48年8月26日撮影

上の列車が松波で上りの「ふるさと列車おくのと号」と交換する情景です。この付近の七尾線は開通が新しいので駅にはあまり風情がありません。松波駅

昭和48年8月26日撮影

上り「ふるさと列車おくのと号」の松波駅発車シーンです。実は別の場所で下りも写したのですが、自家現像で失敗し悔しい思いを残してしまいました。松波駅

昭和48年8月26日撮影

合宿最終日は輪島で解散となりました。金沢に向かう列車に乗るため輪島駅に行くとC56形牽引の下り貨物列車が到着したところで、受け取ったタブレットを下げて事務室に戻る駅員の姿が写っています。輪島駅

昭和48年8月28日撮影