2010年11月3日 東京都電

 荒川線という名称で1路線が残りました。専用軌道区間が多い特徴を生かしてスロープ付きのホームを作る方法で高床式電車のまま早くからバリアフリーを実現しました。反面、路面電車らしさが失われてしまいました。今回久しぶりに訪ねてみましたが、併用軌道区間の停留所も自動車交通とは完全に分離されていて、この企画の前提(併用軌道上に乗降場が損じする)に該当するのかは微妙と言わざるを得ません。1977年、社会人となった時に勤めていた会社の本部機能が小台にあり、王子に住んでいた時期もあったりで私には懐かしい路線であり地域です。馴染んだ町屋や小台付近は大きく変わってしまいました。

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 訪問は京成電車で着いた町屋からスタート 8500形 町屋駅前
 
 分離帯で路面電車の雰囲気が薄れた併用軌道風景 宮ノ前ー熊野前間
 
 昔と変わらない荒川車庫前の様子 7000形 荒川車庫前
 
 車庫の中を覗くと新型(新色)車が待機中 荒川車庫
 
 この付近は分離帯は無いが停留所も無い 7500形 王子駅前ー飛鳥山間
 
 道路から併用軌道へ入る電車 7000形 王子駅前ー飛鳥山間
 
 上の写真に見える歩道橋からの撮影 7000形 王子駅前ー飛鳥山間
 
 都心の路面を走っていた頃の面影が多少は感じられる情景 7000形 王子駅前ー飛鳥山間
 
 急勾配急カーブの難所に差し掛かる電車 7000形 王子駅前ー飛鳥山間
 
 走り出したばかりの新色電車 8800形二次車 大塚駅前
 
 急勾配の専用軌道を登る電車 8500形 大塚駅前ー向原